映画好きが厳選した「やりたいこと、新しいことに挑戦したくなる」
おすすめ映画5選を紹介します!


目次
【オススメ映画①】 ガリーボーイ
生まれや生い立ちは関係ない
インドが生んだラッパーの逆転成り上がりムービー!
ハングリー魂
インドの貧民街に暮らす青年ムラド。
生まれで人を判断するインド社会に怒りを感じる日々を送っていた彼は、
大学でMCシェールと名乗る学生のラップと出会い心を奪われる。やがて、
ムラドはMCシェールの後押しで「ガリーボーイ」を名乗ってラップに挑戦していく。
インドの喧騒が好きなんです。
映像を見ているだけで現地の匂いが感じられるようで(いいものからそうでないものまで)
とてもいいロケーションです。
ああいう人間臭さというか、生活臭が全開に感じられるようなところって、
すごくエネルギーを感じませんか?
私はビンビン感じます。
物語の冒頭、主人公のムラドに対して好意を寄せる女性が、
ムラドに手紙(ラブレター)を渡します。
それを知ったムラドの彼女であるサフィナは激昂。
手紙を渡した女性のところに一直線。
そして、先制パンチ「あたいの男に手ぇだすな!」

けど、なんかいいです。
この力強さ。
あくまでもそういう役なのでしょうが、
あちらのお国事情をよく知らないだけになんかリアルに感じます。
わりと冒頭でそのようなシーンを見せられて、毎度映画でありがちな
「一定の型」にはまった人間像とは違う感。
片肘をついて観ていた私はそこで正座に直り、改めて作品を拝見し始めました。

損得勘定なし、魂の赴くままに
いいじゃないですか。
熱いです。
ポイント
貧民層から抜け出すために奮起するムラドの葛藤、そして彼のラップシーンは必見!
【オススメ映画②】 パッドマン 5億人の女性を救った男
愛する人のために、男はただひたすらに目標に向かって走り続け
いずれその波は社会現象にまで発展していく...
一途な想い
インドで新婚生活を送るラクシュミ。
妻が高価なナプキンを買えずに苦労していることを知り、
自ら清潔で安価なナプキンを作ろうと決意。
男性がそれについて語ること自体がはばかられるインドで、ナプキンの研究に勤しむラクシュミは、
村人から奇異な目で見られ、ついには村を追い出されてしまう。
それでも情熱を失わず、ナプキン作りに邁進するラクシュミだった。
そうです、インドの喧騒が好きなんです。。
どうでしょうこの題材。
このあらすじだけでも見たいと思いませんか?
なにか新しいことを成そうとする男が、
周りに虐げられ、孤独になりながらも
それを貫き通すのです。
こういった誰も成し遂げたことのないサクセスストーリーが個人的には好きです。

それだけでも見る価値あり。
しかも、これは実話をもとに作られた物語で、
パットマンと呼ばれた男は実在します。
厳しい現実を突きつけられるシーンは多々ありますが、
基本的にはインド人が持つエネルギッシュな明るさといいますか、
なんだかずっとポジティブな感じで観られます。
「こんなことやっていて本当に意味があるのか?」
ということは日常でも思うところがあります。

ポイント
ラクシュミの一途な想いとその行動力。
目標達成のために、彼は失敗を繰り返しながら進み続けます!
【オススメ映画③】 ガーディアン・オブ・ギャラクシー:リミックス
笑って泣いてぶっ壊す、豪華キャストでド派手に大喧嘩
宇宙ファミリーの大冒険!
感動と笑いのバランス
シリーズ第2作目。個性派揃いの落ちこぼれヒーロー「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」の一行。
小遣い稼ぎの仕事で思わぬ窮地に陥った彼らは、主人公クイルの父を名乗る男に救われる。
空白の時を埋めるかのように、クイルは父との時間を過ごす。
やがて一行は、銀河の存亡をめぐる戦いに巻き込まれていく。
これは、ただただ楽しい映画です。
個人的にではありますが、マーベル作品の中でも特に沢山笑えるところがあります。

この作品の雰囲気自体がコメディのような感じなのですが、流石はマーベル作品です。
特に、主人公がガモーラの妹ネビュラに「スマーフ」と言っていたのがツボです。
そのあたりの、ジョークと無礼のバランスも丁度よく感じます。
これがなぜやりたいことに挑戦したくなるのかというと、単純に、
楽しい気持ちになるからです(笑)
この作品を観て、グルートが可愛すぎて飼いたいと思った人も少なくないでしょう。
この作品のクオリティを見ても単純に感動します。
映像美と、色彩美が秀逸です。
オープニングのバトルから曲が流れるシーンはぞくぞくして、
「これからいったい何を見せてくれるのだろうか」
という期待感で頭がいっぱいになります。
この作品に携わった人たちのクリエイティブ魂を感じ、
感動とともに
私も何かをやらなければと
熱が伝導してしまうのです。
ポイント
感動と笑いのバランス(脚本)もしかり、映像&音楽のクオリティも最高です!
【オススメ映画④】 日本一のホラ吹き男
うそつきは嫌いですか?
そしたら大ぼら吹いた後に、全部実現しちゃえばいい...
セオリーをぶち壊す
東京五輪に挫折した男が祖父の伝記を見つける。
伝記の一説に勇気づけられ、大会社への入社を決意。
そして先祖ゆずりのホラ吹きで瞬く間に出世していく...
こちらはビジネス界でも知る人ぞ知る名作です。

しかし世渡りの術みたいなものって、案外こういったことがすごく大事というか、
自分自身でそのターニングポイントを作り上げて、全部いい方に転がします。
そしてなにより、
植木等さんは、なんていい顔で笑うんだ。。
勉強したり練習したりすることは素晴らしいことですが、それは
目標に向けてちゃんと進んでいるのか
核心を突いた行動なのか
この話の主人公は面倒なことは大嫌いで、
とにかく目標に向けて進展をしていないと気が済まない。
大会社の社長に直接交渉して顔を売り、社長の好きなものや趣味を調べる。
売り出す商品の発表前に、CMにでる(このシーンは爆笑しました)

でもそういうことですよね!出世するって!
あなたが社長や、何か組織のリーダーだった場合、
右腕にしたい人間はどんな人でしょうか?
頭がいい?運動神経?キャリア?
その答えは...
この映画で是非!
ポイント
ついつい考えこんでしまいがちな人、時にはノリと勢いです!
【オススメ映画⑤】 駆け込み女と駆け出し男
旦那が他の女と浮気した、それでも飯を作って当たり前ですと?
女の底力をあなたは知らない...
立ち止まることも必要
仕事をしない亭主から逃げ出した女、
自分を相手にしてくれない亭主から遠ざかる女、
理由は様々女たちは東慶寺に駆け込む。
うだつの上がらない医者見習の男 信次郎も寺に入り
女たちと生活を共にする。
この駆け込み寺で、女たちとそれを見守る男はどんな答えを出すのか。
この映画は本当にまじめに観た方がいい作品かもしれません。
脚本や俳優さんたちの演技がとても秀逸で、日本っぽい太鼓を使った音響もとても深く印象に残っています。
もちろんこの映画の題材もいうまでもありません。

女性が駆け込み寺を求めて何里も歩いたことでしょう。
それだけでかなり大変そうです。
物語の冒頭、
早速主人公(信次郎)が登場します。
そこから発する彼のセリフや演出、音ですぐに引き込まれ、
体の芯に響くような太鼓の音、そして唄が流れ始めた瞬間、
私はこの映画から目が離せなくなってしまいました。
こんなにかっこいいオープニングを見たことがない
それだけでも見てほしいです。

ポイント
とにかくオープニングかっこいい!
それだけでも是非観てみてください
【オススメ映画(番外編)】 キツツキと雨
周りは関係ない、自分の好きなことをやろう
好きなことがわからなくても、続けていればきっとそれが好きになる...
自分のペースでいい
ある日、ゾンビ映画の撮影隊が山村に現れた。
迷惑も顧みず、我が物顔で村人を巻き込んでゆく撮影隊に村はとまどい気味。
きこりの克彦も最初は、無理矢理撮影を手伝わされたのだが、
次第に映画作りの面白さに目覚めてしまう
一方、現場をまとめきれない新人監督、幸一は現場から逃げ出したが、スタッフに捕まってしまう。
きこり60歳と新人映画監督25歳。
二人のふれあいは、村と撮影隊の奇妙なコラボレーションを生み出してゆく・・・。
気持ちいい映画観たなと、ほのぼのした気持ちが残りました。
所々でクスリと笑みがこぼれるような、
ほっこりする映画です。
人里離れた山の大自然が舞台なのもいいですね。

不甲斐ない新人映画監督の幸一がきこりの克彦と出会うことで、
自分の中の
「このままでいいのだろうか」
というモヤモヤが少しずつ晴れていきます。
沖田監督の映画は波がなくて流れるように進んでくのですが、
それなのに退屈することもなく
最後まで見られるのは不思議です。

ポイント
じわじわゆっくりと映画に浸りたいひとはこの映画!
おわりに
個人的すぎる観点で、おすすめの映画を紹介させていただきました。
紹介しきれなかった作品はまだまだありますので、次回も楽しみにお待ちください。
ありがとうございました。